ナビぺディア運営のOtoです。
カーナビの自車位置がズレると、地味にストレスですよね。
右左折の案内が遅れたり、別の道を走っている扱いになったり……「故障なの?」って不安になる気持ち、よく分かります。
ただ、カーナビのずれは“壊れた”だけじゃなく、GPSの受信環境、車のセンサー、地図の補正ロジック、そして取り付けや設定のちょっとしたズレが重なって起きることが多いです。
だからこそ、原因を順番にほどいていくと、意外と自分で直せるケースもありますよ。
ちなみにナビぺディアでよく一緒に検索されるのが、カーナビ、地図更新、みちびき、GPS、CarPlay、Android Autoあたり。
この記事もそのあたりまで含めて、あなたのモヤモヤをスッキリさせます。
読み終わるころには、いま起きているズレが「どのタイプ」か見分けられて、次に何をすべきかがハッキリするはずです。
カーナビ ずれる原因を先に整理
まずは「いま出ている症状」から、原因をざっくり分類します。
ここで方向性が決まると、対処が一気にラクになります。あなたの状態に近い項目から読んでOKですよ。
ポイントは、カーナビが位置を決める仕組みが“ひとつ”じゃないこと。
衛星測位(GNSS)、車の動きを頼りにする推測航法(車速パルス・ジャイロ)、そして地図に吸着させるマップマッチング。
この3つが噛み合わないと、ズレは普通に起きます。
だから「ずれ=故障」と決めつけずに、症状の出方で切り分けるのが最短ルートです。

- カーナビの位置がおかしい時
- 現在地が全く違う原因は?
- カーナビがGPSを受信しない原因
- GNSSとセンサーの累積誤差
- マップマッチングの罠
カーナビの位置がおかしい時

カーナビの位置がおかしいと感じたとき、最初に見たいのはズレ方の“クセ”です。
ここ、気になりますよね。
たとえば「いつも左に寄る」「交差点でワープする」「渋滞で止まってるのに進む」「高速なのに一般道扱い」みたいに、ズレ方にはパターンがあります。
私は現場で見るとき、いきなり設定を触る前に、まず“どんなズレ方か”をメモするようにしています。
これだけで原因の候補がかなり絞れるからです。
ズレ方でだいたい当たりがつく
私の経験上、よくあるのは次の3系統です。
GNSS(GPSなど)の受信が乱れている、車速パルスやジャイロの学習が狂っている、地図の道路に吸着(マップマッチング)を誤っている。
そして厄介なのが「複合」で、たとえばビル街で受信が乱れたのをきっかけに、マップマッチングが隣の道へ吸着し、そのまま推測航法が“間違った道”を正しいと信じて進んでしまう、みたいな流れです。
まずの確認ポイント
- 空が開けた場所でもズレるか(ビル街だけなら受信環境が濃厚)
- 速度表示や走行ログが不自然にカクカクしないか
- 立体交差・並走道路で上下を取り違えてないか
スマホナビとの違いが“逆に罠”になる
スマホのナビって、位置が飛んでもしばらくすると戻ることが多いですよね。
車載ナビはそこが少し違って、車速パルスやジャイロで「それっぽく」補正し続けます。
これ、良い面も悪い面もあって、良い面はトンネルでもそれなりに追従するところ。
悪い面は、学習や係数が狂うと、それっぽく間違え続けることがあるところです。
つまり、ズレが“安定して見える”ときほど、センサー学習や車速系の不整合が隠れている場合があります。
私がよくやる切り分け
同じ道をもう一回走れるなら、空が開けた直線路と、ビル街・高架下・トンネルをセットで走ってみると傾向が見えます。
前者で安定して後者だけ崩れるなら受信環境寄り、両方でズレ続けるなら学習や設定寄り、という感じです。
なお、ここでの話はあくまで一般論です。
車種・ナビ機種・装着状況で例外もあるので、「確実にこれ」と断定はしません。
ただ、症状のクセを見るのは、ほぼノーコストでできる最強の第一歩だと思いますよ。
現在地が全く違う原因は?
現在地 全く違うレベルで外れるときは、軽い受信不良よりも初期測位の失敗か自律航法の暴走を疑います。
体感として「数十メートル」じゃなく、「一本向こう」「ブロック丸ごと」「数キロ単位で別の場所」みたいなズレですね。
こういうときは、あなたが悪いわけじゃないです。
仕組み上、最初に外れたまま“正しい”と学習し始めると、戻りにくいんです。
よくある引き金
私がよく見かけるのは、バッテリー交換後・長期間未使用後・取り付け直し後です。
このタイミングはナビ側に保存されていた衛星の軌道情報が古くなりやすく、いわゆるコールドスタート状態になりがちなんですよね。
ここでビル影や屋内(立体駐車場の中とか)からスタートすると、衛星の捕捉が不安定で、最初の座標がズレたまま走り出してしまうことがあります。
「全く違う」は推測航法が勝ちすぎてるサインかも
GNSSが弱い時間が長いと、車速パルスとジャイロで位置を“推測”します。
推測自体は必要なんですが、車速信号が取れていない、タイヤ外径が変わった、ジャイロの取り付け角がズレている、みたいな要因があると、推測がどんどん外れます。
そして地図側は「最も近い道路」に吸着させようとするので、結果的に“別の道路上の別地点”に固定されることもあります。
これが「現在地が全く違う」に見える大きな理由です。
注意
現在地が大きくズレた状態で走り続けると、ズレた係数を“正しい”と学習してしまうことがあります。
できれば早めに対処したいところです。
まず試したい現実的な戻し方
対策としては、まず空が開けた場所で停車し、衛星捕捉が安定してから走り出すのが基本です。

ここで大事なのは「少し待つ」こと。
焦って走り出すと、補正が追いつく前に推測航法が主役になってしまうことがあります。
次に、もしナビに「現在地修正」や「位置合わせ」みたいな機能があれば、ズレが大きいほど一度合わせてしまうのもありです(ただし対症療法なので、根っこがセンサー学習なら再発します)。
それでも戻らないなら、後半で解説する学習リセットを検討してください。
最終的には、配線・車速信号・アンテナ周りの点検が必要なケースもあるので、その場合は無理せず専門店やディーラーへ、が安全です。
「全く違う」って不安になりますが、順番に切り分ければ、原因はだいたい見えます。
ここで焦って設定をいじり倒すより、落ち着いて“受信を安定させる→学習を整える”の順でいくのが近道ですよ。
カーナビがGPSを受信しない原因
カーナビ GPS受信しない原因は、大きく電波が届かないか電波はあるのに拾えていないかの2択です。
ここを間違えると延々と遠回りになります。
たとえば、地下駐車場で受信しないのはほぼ正常挙動ですし、逆に青空の下で受信しないなら、アンテナや配線、ノイズの疑いが一気に強くなります。
電波が届かない典型
トンネル、地下駐車場、立体駐車場のコンクリート階層、ビル街の谷間などは、そもそも衛星が見えません。
GNSSは空が見えてナンボなので、ここでは受信機が頑張っても限界があります。
この間は車速パルスとジャイロに頼るため、時間が長いほどズレが積み上がります。
長いトンネルで出口付近の位置が数十〜数百メートルズレる、みたいな現象は、機械的な故障というより“積分誤差”の結果だと思ってください。

拾えていない典型
熱線反射ガラスや金属成分のある断熱フィルムで受信が落ちることがあります。
また、ダッシュボード内にアンテナを隠していると、内部フレームや樹脂の厚みで信号が弱くなりがちです。
さらに最近増えているのが、ドラレコやLEDライト、USB急速充電器などの電源ノイズ。
GPSは信号がかなり弱いので、近くでノイズが出ると負けます。
「機器を増設したら受信が不安定になった」なら、わりと本気で疑っていいです。
豆知識
受信は「衛星数」だけでなく、衛星の配置バランスでも精度が変わります。
捕捉数が多くても、偏った方向に固まっているとブレやすいです。
ナビ側の表示にDOPや受信レベルが出る機種なら、数だけで判断しないのがコツです。
あなたができる現実的チェック(作業は安全第一)
まずは、空が開けた場所でエンジンON→数分待って、衛星を捕捉できるか確認。
次に、後付け機器の電源を一度外して、受信が戻るかを確認(可能な範囲でOK)。
アンテナがダッシュボード内なら、仮置きで上面に移したときに改善するかを見るのも手です。
ここから先の対処としては、アンテナの設置場所見直し、ノイズ源から距離を取る、フェライトコアの追加などが効くことが多いです。
具体策は「学習リセットとアンテナ改善」でまとめます。
大事な注意
配線の抜き差しや機器の取り外しは、車両側の安全装置や保証に関わる場合があります。
自信がなければ無理しないで、ディーラーや専門店に相談するのが安心です。
正確な情報は公式サイトや取扱説明書をご確認ください。
GNSSとセンサーの累積誤差
カーナビはGNSS(GPSなど)だけで動いているわけではありません。
車載ナビの強みは、車速パルス(移動距離)とジャイロ(回転)で「推測」しつつ、GNSSで「修正」するハイブリッドであることです。
ここが分かると、「なぜトンネルでズレるのか」「なぜタイヤ交換でズレるのか」が一気につながります。
累積誤差は“仕組み上の宿命”
推測航法は、車速パルスとジャイロの値を積み上げて現在地を作ります。
つまり、小さな誤差が時間で大きくなるという宿命があるんです。
トンネルや高架下でGNSSが切れている時間が長いほど、じわじわズレるのはこのせい。
しかも誤差は「まっすぐ増える」とも限らず、カーブが続くと角度の誤差が効いて、横方向に大きく外れることもあります。
みちびき(QZSS)対応の意味もここ
日本はビル街や山間部が多いので、衛星が見える時間を稼ぐのが精度に直結します。
準天頂衛星システム「みちびき(QZSS)」は、GPSを補う形で測位を安定させる役割があり、対応機種だと環境によっては受信率が改善することがあります。
仕組みの概要は公式が一番分かりやすいので、興味があればここを見ると理解が早いです。(出典:内閣府 みちびき(準天頂衛星システム)「みちびきを知る」)
| 状況 | 起きやすいこと | あなたができる確認 | 効きやすい対策 |
|---|---|---|---|
| GNSSが弱い(ビル影) | 一瞬ジャンプ/隣の道へ吸着 | 空が開けた場所で改善するか | アンテナ位置見直し/ノイズ源の隔離 |
| トンネルが長い | 出口でズレが大きい | トンネル後に徐々に戻るか | 学習リセット後の再学習走行 |
| 車速パルスの不整合 | 位置が速すぎる/遅すぎる | 設定・配線・車種適合を確認 | 車速信号の結線見直し/適合設定 |
| ジャイロの取付ズレ | 直進なのに地図が回る | 固定の緩み・角度を見直す | 取付位置の是正/再固定 |
タイヤ交換・空気圧が“地味に効く”理由
タイヤ交換(外径差や空気圧)で距離係数が変わるのも、この「積分型の誤差」に刺さります。
車速パルスは回転数のカウントなので、距離への換算は“タイヤ外周”頼みです。
スタッドレスに替えた直後にズレた、空気圧が低い状態が続いた、チェーン装着で振動が増えた、こういうときは「ナビが壊れた」より「係数がズレた」が先に来ます。

ここは学習リセットや距離補正の再学習が効きやすいので、後半の対処パートにつなげてください。
ちなみに数値や効果は環境で変わるので、「絶対こうなる」とは言いません。
ただ、仕組みを知っておくと、原因の見立てがかなり楽になりますよ。
マップマッチングの罠
マップマッチングは、計算された座標を「たぶんここだよね?」と道路に吸着させる仕組みです。
便利なんですが、並走道路や複雑な分岐だと一度間違えるとしばらく間違え続けることがあります。
これ、体感としては「ナビが頑固」みたいに見えるんですよね。
でも実際は、ナビが“整合性が取れる最もそれっぽい解”を選んでいるだけで、間違いを確定してるわけじゃないんです。
上下の取り違えは起きやすい
ありがちなのが、高速と一般道の上下並走や、側道が多い幹線道路。
GNSSの高度精度は水平方向より不利なので、上下の判定が苦手なんですよね。
結果として、高速を走っているのに一般道を暴走している表示みたいな違和感が出ます。

しかも一度一般道に吸着すると、信号待ちがない一般道を猛スピードで走ってることになってしまい、整合性が取れなくなって、次の分岐や出口まで戻れないことがあります。
マップマッチング系のズレの特徴
- 交差点や分岐で突然、別の道路に乗り移る
- 直線が続くと戻るが、分岐が多いと戻りにくい
- 地図更新が古いと再発しやすい
地図が古いと“正しく吸着できない”
もし地図が古くて「新しい道路」を知らない状態だと、吸着先がそもそも間違います。
たとえば、新しいバイパスができたのに地図に無い場合、ナビは旧道に吸着し続けるしかありません。
これをナビ側の故障と勘違いしがちですが、地図が追いついていないだけのケースも多いです。
地図更新のサポート状況や更新方法は機種やメーカーで違うので、正確な情報は公式サイトや取扱説明書をご確認ください。
一時的に戻すなら「現在地修正」もアリ
今すぐ直したいときは、現在地修正(手動で自車位置を合わせる)で一旦落ち着く場合があります。
ただ、根っこが受信環境やセンサー学習なら再発します。
なので私は、応急処置として現在地修正→原因の切り分け→学習リセットや環境改善、という順をおすすめします。
焦っているときほど、順番が大事ですよ。
カーナビ ずれる原因の直し方
ここからは、実際に直すための手順です。私のおすすめは「まずは無料でできること」→「設置環境」→「配線や修理」の順。
順番を間違えると遠回りになりがちなので、段階的にいきましょう。
特に、学習系のズレは“リセットして再学習”であっさり改善することがあるので、修理や買い替えを考える前に一度試してほしいです。
もちろん、作業に不安がある場合は無理しないで、最終的な判断は専門家にご相談ください。
- 学習リセットとアンテナ改善
- カーナビの位置ずれの直し方:トヨタ
- 直し方:ホンダで確認する点
- 直し方:日産の対処ポイント
- 直し方 :ダイハツの設定確認
- まとめ:カーナビの位置がずれる原因の最終チェック
学習リセットとアンテナ改善

原因が特定できないときほど効くのが、学習リセットとアンテナ環境の見直しです。
ここは費用をかけずに改善できる可能性が高いので、最初にやる価値があります。
私は「まずここを整えてから、次の打ち手を考える」という流れにしています。
なぜなら、学習が狂ったままだと、どれだけ受信を改善しても“ズレやすい土台”が残るからです。
学習リセットの考え方
車載ナビは、車速パルスやジャイロのクセを学習して精度を上げます。
逆に言うと、タイヤ交換や車速信号の取り方の変更などがあると、その学習がズレることがあります。
リセットすると“ゼロから学び直す”ので、ズレが収まるケースがあるんですよ。
特に「スタッドレスに替えたらズレた」「バッテリー交換後からおかしい」「取り付け直しのあとから変」みたいな条件が揃っているなら、私はかなり優先度高めで勧めます。

リセット後のコツ
- 空が開けた場所で衛星受信を安定させてから走行開始
- 直線を一定速度で数km走ってから交差点を数回曲がる
- 短時間で何度も電源ON/OFFしない
| やりがち | 起きやすいこと | おすすめ |
|---|---|---|
| 受信が不安定な場所で走り出す | 最初のズレを学習しやすい | 空が開けた場所で数分待ってから出発 |
| 短距離だけで終える | 再学習が進まずズレが残る | 週末に少し長めに走って学習を進める |
| 何度も電源を切る | 補正の収束が遅れる | 落ち着くまで連続運用 |
アンテナ改善の考え方
アンテナがダッシュボード内にある場合は、上に移設できるだけでも受信が上がることがあります。
金属プレート(グランドプレーン)を敷くと利得が上がるタイプも多いので、付属品があるなら活用したいところです。
ここは“たった数dB”の差が効くことがあって、ビル影でギリギリ受信できるかどうか、みたいな境界だと効果が出やすいです。

安全面の注意
アンテナや配線の移設は、視界やエアバッグ展開の妨げにならない位置が大前提です。
少しでも不安があるなら、専門店やディーラーに相談するのが安心です。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
ノイズ対策は“離す・整える”が基本
ドラレコやETC、後付けUSB電源などを追加した直後からズレたなら、ノイズの疑いが濃厚です。
アンテナとノイズ源の距離を取る、配線経路を離す、フェライトコアを追加する、電源を別系統にするなどが検討ポイント。
もちろん全員に効く万能薬ではないですが、やる価値はあります。
もし対策しても改善しない場合は、ナビ本体の受信回路劣化も視野に入れて、点検や買い替え検討に進むのが現実的かなと思います。
カーナビの位置ずれの直し方:トヨタ
カーナビの位置ずれの直し方をトヨタで探している人は、純正ナビかディーラーオプションナビのどちらかが多い印象です。
メニュー名は機種で違いますが、やることはわりと共通で、受信状態確認→センサー情報確認→学習の初期化の順が基本です。
あなたが「何を見ればいいか分からない」状態でも、この順で見れば迷いにくいです。
まず確認したいポイント
走行中に車速パルス(速度信号)が取れていないと、トンネルや高架下に入った瞬間にズレやすくなります。
機種によっては「接続情報」「車両信号」「自己診断」などで、車速・バック・パーキングの状態が見られます。
ここで車速が反応しないなら、配線や信号取り出しの問題が濃厚です。
反応はするけどズレるなら、距離係数や学習のズレを疑います。
私のチェックのコツ
“GPSは受信しているのに、トンネルだけ極端にズレる”なら車速・ジャイロ側、“空が開けた場所でも漂う”なら受信側を優先して見ます。
あと、ズレが「速すぎる/遅すぎる」方向に一定なら、車速系の係数が怪しいです。
距離係数がズレる典型シーン
もしタイヤサイズを変えた、銘柄や摩耗で外径が変わった、空気圧の状態がいつもと違う、チェーン装着が多いなど心当たりがあるなら、距離係数の再学習が効くことがあります。
特にスタッドレス切り替えは“あるある”です。
ここで注意したいのは、同じ表記サイズでもメーカーや銘柄で実外径が微妙に違うこと。
さらに空気圧で有効半径が変わるので、「なんか最近ズレる」は実はタイヤが原因、ということもあります。
無理に深追いしないのも大事
配線に触る必要がある場合、作業内容によっては車両側の誤作動につながるリスクもあります。
正確な手順は機種ごとの取扱説明書やメーカー公式案内をご確認ください。
もし少しでも不安なら、ディーラーや専門店に相談するのが一番安全です。
直し方:ホンダで確認する点
ホンダ系のナビでも、症状の出方で「受信」「センサー」「地図吸着」のどれが主犯か見えてきます。
ここでのポイントは、“追加した機器”や“使い方の変化”がきっかけになっていないかを確認すること。
つまり、ナビ単体の問題に見えて、車内環境の変化が原因になっているパターンです。
ホンダ車でよく見落としがちなところ
後付け機器を増設している場合、電源の取り回しがGPSアンテナやナビ本体に近いとノイズを拾いやすいことがあります。
とくにシガー電源の分岐や安価なDC-DCのノイズは、環境によっては影響が出ることがあります。
「最近ドラレコ付けた」「急速充電器に替えた」みたいな変化があれば、疑う価値はありますよ。
自分でできる改善の順番
- 空が開けた場所での受信安定を確認
- 増設機器の電源を一度外して症状が変わるか確認
- 学習リセットを実施して再学習走行
「戻る・戻らない」で次の手を決める
一時的にでも改善するなら、受信環境やノイズの可能性が強いです。
まったく変わらないなら、車速パルスやジャイロ、地図データ側の問題を疑います。
ちなみに、地図の鮮度が原因のときは「特定の場所だけおかしい」になりやすいです。
逆に、常にズレるなら学習や設定が濃厚です。
こういう見分けをしながら、やることを減らしていくのが現実的だと思います。
なお、走行中の操作制限解除などの改造や配線変更をしている場合、作業内容によっては保証や安全性にも関わります。
無理に触らず、専門店やディーラーに相談するのが安心です。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
直し方:日産の対処ポイント
純正ナビと社外ナビが混在しやすいです。
社外ナビの場合は、車速パルス配線やCAN変換アダプターの相性が絡むこともあります。
ここがややこしいところで、ナビ自体は正常でも、信号の取り出し方や変換の遅延で「ズレて見える」ことがあります。
あなたが「最近取り付けた」「配線を触った」なら、疑うポイントはここです。
ズレ方で疑うべきポイント
「自車位置が速く進む・遅く進む」がハッキリしているなら、車速パルスの設定(パルス数)や取り出しの不整合が疑わしいです。
逆に「方位がズレる」「直進なのに回る」なら、ジャイロの取付角度や固定の緩み、振動の影響が濃厚ですね。
あと、“加減速にワンテンポ遅れる”みたいな症状は、変換アダプターの遅延や、信号が間引かれている可能性もあります。
配線まわりの注意
車速信号の結線は、誤配線すると車両側のトラブルにつながる可能性があります。
作業に不慣れなら無理せずプロに任せるのがおすすめです。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
地図更新と症状の関係
地図が古い場合は、マップマッチングが誤作動しやすくなります。
更新できる機種なら、更新の可否を一度確認してみてください。
費用は機種・契約形態で変わるので、あくまで一般的な目安として捉えて、詳細は公式情報を確認するのが確実です。
特に高速の新しいICやバイパスができた地域だと、更新の差がそのままズレの差になります。
「修理か買い替えか」を悩むときも、まずは学習リセットと受信環境の改善をやってから判断するのが、後悔しにくいと思いますよ。
直し方:ダイハツの設定確認
ダイハツは、軽自動車やコンパクトで使用環境が多様なのもあって、「街中のビル影」「山間部」「買い物での短距離移動」など、受信状態がコロコロ変わるシーンが多い印象です。
短距離だと学習が進みにくいこともあるので、対策は少し工夫が必要です。
あなたが「近所しか走らない」「毎回すぐ到着する」タイプなら、まさにここがハマりポイントかもです。
短距離メインの人に効きやすい工夫
学習リセット後は、なるべく空が開けた道を選んで少し長めに走って、再学習を進めるのがコツです。
短距離ばかりだと、GNSSでの補正タイミングが少なく、推測航法のクセが残りやすいことがあります。
私は「週末に30分〜1時間くらい、信号が少ない道を走って一度落ち着かせる」みたいなやり方をよく勧めます。
もちろん状況によりますが、体感で改善する人は多いです。
体感の話
「買い物の往復だけだとズレが直らないけど、週末に30分くらい走ったら落ち着いた」みたいなケース、けっこうあります。
学習って“走った分だけ進む”ので、短距離だとどうしても不利なんですよね。
車内の磁気・設置物も地味に影響することがある
また、スマホホルダーやマグネットアクセサリーをナビ周辺に置いている場合、機種によってはセンサー系に影響が出ることもゼロではありません。
特にスマホ側のコンパス(磁気センサー)は車内で狂いやすいので、「ナビは車載だけどスマホも併用してる」人は、スマホが暴れてるだけ、というオチもあります。
念のためレイアウトを変えて様子を見るのもアリです。
そして最後に大事なのが、安全第一。
視界を遮る位置に機器を置いたり、エアバッグ周辺に配線を這わせたりするのは避けてください。
少しでも不安ならプロに相談、これが一番です。
まとめ:カーナビの位置がずれる原因の最終チェック
最後に、カーナビ ずれる原因を“確定”に近づける最終チェックをまとめます。
ここまで読んで「たぶんこれかな?」が見えてきたら、次は再発防止まで意識すると安心です。
私が大事にしているのは、原因を一発で当てるより、ムダな作業を減らすこと。
だからチェックは「可能性が高い順」にやるのがおすすめです。
最終チェックリスト

- 受信環境:空が開けた場所でも衛星捕捉が安定しないなら、アンテナ位置・フィルム・ノイズを疑う
- センサー:トンネルや高架下でズレが増えるなら、車速パルス・ジャイロ・学習状態を疑う
- 地図:新しい道路や立体交差で外れるなら、地図の鮮度とマップマッチングを疑う
- 運用:バッテリー交換後や長期未使用後は、最初に受信を安定させてから走り出す
買い替え・修理の判断は“症状×年数×サポート”で
それでも改善しない場合は、受信回路の劣化や内部センサー故障、ストレージの不調など、機器側の問題も視野に入ってきます。
カーナビの寿命は一般的に7〜10年程度がひとつの目安と言われますが、使用環境で変わります。
たとえば、真夏の直射日光が当たり続ける車内で長年使っていると、電子部品への負担は増えがちです。
逆に、保管環境が良ければもっと持つこともあります。
修理費も機種や症状で大きく違うので、断定はせず、まずはメーカー窓口や販売店で診断の相談をおすすめします。
最後に:安全と確実性を優先してね
この記事の内容は、状況整理と対処の“考え方”としてまとめています。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
もし安全性や保証に関わりそうな作業(配線・取り付け・車両信号の加工など)が必要なら、最終的な判断は専門家にご相談ください。
あなたが安心して運転できるのが一番大事ですからね。
