カーナビのVICS時間が現在時刻と合わない、更新頻度が遅い気がする、そもそも更新されない……ここ、気になりますよね。
実は、VICSの表示はタイムスタンプ(発信時刻)という仕様が絡んでいて、FM多重放送やNHK-FMの周波数、ビーコン、ITSスポットなど受信メディアの違いでも体感が変わります。
さらにVICS WIDEやETC2.0の旅行時間情報が効いてくると、到着予想時刻のズレも減りやすい一方で、渋滞表示が消えない・受信しないといったトラブルの原因は別にあることも多いです。
この記事では、カーナビのVICS時間の「ズレ」の正体と、更新されないときの切り分け、改善のコツまでまとめていきます。
ちなみに、こういう交通情報って「当たる/外れる」で感情が揺れがちなんですが、仕組みを知っておくと落ち着いて判断できるようになります。
あなたのストレスが減る方向で整理していきますね。

カーナビのVICS時間がズレる理由
結論から言うと、カーナビのVICS時間は「今の時刻」ではなく、交通情報が作られた・送られたタイミングを示すことが多いです。
ここを押さえるだけで、モヤモヤがかなり減りますよ。
- VICS時刻は発信時刻
- 更新頻度は約5分間隔
- FM多重は受信に数分
- NHK-FM自動選局の遅れ
- 光ビーコンは通過時更新
- ITSスポットで広域受信
VICS時刻は発信時刻

カーナビに出てくるVICS時刻表示(タイムスタンプ)は、基本的に受信した瞬間の現在時刻ではなく、交通情報が提供された時刻を表していることが多いです。
ここ、最初につまずくポイントなんですよね。
「時計がズレた?」って感じるのも無理ないです。

でも実際は、ナビの時計(GPS補正や車両時刻)と、VICSのタイムスタンプは「役割」が違います。
ナビの時計はあなたの“今”を示すもの。
VICSのタイムスタンプは、その渋滞・規制情報が「いつの時点の判断材料なのか」を示すラベル、みたいなイメージです。
なぜ受信時刻ではなく提供時刻なの?
ここはすごく大事で、私は誤認を減らすためだと思っています。
たとえばトンネルや山間部、ビル街などで電波が弱いと、しばらく受信が止まることがありますよね。
で、電波が戻った瞬間に、バッファ的に溜まっていた情報や遅れて届いた情報が“まとめて”入ることがあるんです。
もしこのとき「受信時刻」を表示してしまうと、あなたは「今届いた=今の状況」と思ってしまいがちです。
だけど実際は、10分前に処理された渋滞情報かもしれない。
ここで判断を誤ると、もう解消してる渋滞を避けようとして遠回りしたり、逆に新しく発生した渋滞を見落としたりします。
だからタイムスタンプは、あなたが“鮮度”を読み取るためのヒントになっているんですよ。
VICS時間のズレは、故障ではなく「いつの情報か」を示す設計として出ることがあります。
- 現在時刻と違うのは、交通情報の「提供時刻」を示している可能性が高い
- 受信が途切れたあとに古い情報が届いても、タイムスタンプで見抜ける
- 判断材料としての信頼度を、あなた自身がコントロールできる
あなたが見るべきは「差分」
私がよくやるのは、タイムスタンプと現在時刻の差分をざっくり見ることです。
「今が10:30で、VICSが10:25なら5分前の情報」「今が10:30で、VICSが10:05なら、だいぶ古いから過信しない」みたいに、判断の姿勢が決まります。
これだけで、イライラがかなり減りますよ。
なお、タイムスタンプの考え方は一次情報として明記されています。気になるならここを一度読んでおくと安心です。出典:VICSセンター「よくあるご質問」
注意:運転中に画面を注視するのは危険です。
タイムスタンプ確認は停車中や同乗者が操作できる状況で行ってください。
実際の交通規制・現地の指示が最優先です。
つまり、ズレそのものは不具合というより、「この交通情報は何分前のもの?」を可視化するための工夫だと思ってください。
更新頻度は約5分間隔
VICSはリアルタイムっぽく見えても、実際には一定周期で更新される仕組みです。
一般的な目安としては5分間隔がひとつの基準になっています。

ただ、この「5分」を“スマホのライブ更新”みたいに受け取ると、ほぼ確実にモヤっとします。
ここ、勘違いが起きやすいんですよね。
5分間隔=表示が5分ごとに切り替わる、ではない
ポイントは、5分というのが「交通情報の生成・整理・配信のリズム」だということです。
交通管制や道路管理者側で観測された情報が、集まって、編集されて、送られて、ナビで受信されて、地図に描画される。
あなたの画面に出るまでに工程がいくつもあります。
たとえば「5分ごとに新しい情報が作られている」状態でも、あなたのナビが受信を始めたタイミングによっては、次のサイクルが来るまで待つことがあります。
さらにFM多重はデータがサイクルで回ってくるので、受信開始直後は“まだ全部揃ってない”ことも普通に起きます。
更新が遅く見えるときの体感パターン
読者からよく聞くのは、だいたいこの3つです。
- タイムスタンプが同じまましばらく動かない
- 渋滞線が増えたり消えたりするのが遅い
- ルートの到着予想が急に揺れる
これ、必ずしも「ナビが壊れた」ではなく、受信タイミング・電波環境・描画負荷の組み合わせで起きがちです。
だから私は、まず更新の“基準”を理解して、期待値を合わせるのが大事だと思っています。
私のおすすめの見方
- タイムスタンプが「数分遅れ」なら、普通に使える範囲と判断
- 10分以上ズレが固定されるなら、受信が途切れている可能性を疑う
- 渋滞情報は「当たればラッキー」ではなく「判断材料のひとつ」として扱う
注意:更新間隔や表示タイミングは道路状況の変化・受信環境・機種の処理負荷でもブレます。
数値はあくまで一般的な目安として見てください。
正確な仕様は各メーカーの取扱説明書や公式情報をご確認ください。
「5分間隔なのに遅い」と感じたら、次の見出しの“受信にかかる時間”の話がかなり効きます。
FM多重は受信に数分

FM多重放送(FM-VICS)は、広い範囲の交通情報を一度にカバーできるのが強みです。
その代わり、データを分割してサイクルで送る関係で、受信してから情報が揃うまでに数分かかることがあります。
ここが「更新頻度が遅い」と感じる最大の原因になりやすいです。

「更新=即反映」にならない理由
FM多重は、放送の中に交通情報が“乗っかって”流れてきます。
しかも、都道府県単位の広域情報を扱うので、情報量が多い。
するとナビ側は、必要なパケット(情報のかけら)を集めて、整形して、地図に反映する、という流れになります。
受信開始直後は、まだ情報が揃っていない状態になりがちです。
だから、更新頻度が5分でも体感としては「数分遅い」「時刻が進まない」みたいに見えることがあるんですよね。
特にエリア境界や受信が不安定な場所だと、揃う前に周波数が切り替わって、また最初から…みたいなことも起きます。
FM多重の強みと弱みを割り切る
私の感覚だと、FM多重は「広域の状況を薄く広く掴む」のに向いています。
逆に「いま目の前のこの1kmがどうなってる?」みたいなピンポイントの即時性は、ビーコン系に比べると期待しすぎないほうがラクです。
私は、FM多重の挙動で迷ったら「今の表示が何時の情報か(タイムスタンプ)」を先に見ます。
ここが読めるようになると、渋滞表示に振り回されにくくなりますよ。
体感を改善する小ワザ
機種にもよりますが、表示する情報の種類(順調線や駐車場など)を減らすと、地図の描画負荷が下がって反映がスムーズに見える場合があります。
これは“受信が速くなる”というより、“表示が追いつく”方向の改善ですね。
あと、アンテナ周りの取り回しも効くことがあるので、後半の「受信できない時のアンテナ」もセットで見てください。
もちろん、正確な設定方法は機種ごとに違います。
最終的にはメーカー公式の取扱説明書で確認してください。
NHK-FM自動選局の遅れ

FM-VICSはNHK-FMの電波に多重される仕組みが基本です。
つまり、ナビ側が「どの周波数(放送局)を受信するか」を切り替えると、その間はVICS情報の受信が途切れたり、再同期に時間がかかったりします。
これが、タイムスタンプが止まる/更新されないように見える原因になりやすいんですよね。
県境・山間部で起きやすい
とくに県境付近や山間部、海沿いの入り組んだ地形などは、受信できる放送局がコロコロ変わりがちです。
ナビのオート選局は便利なんですが、便利ゆえに「最適局を探すサーチ動作」を頻繁にやることがあります。
サーチ中は受信が止まるので、結果として情報の更新が遅れて見える、という流れです。
あなたができる切り分け
ここ、難しく考えなくて大丈夫です。
私は次の順番で見ます。
- タイムスタンプが一定時間止まっているか(まず事実確認)
- 走行場所が県境・トンネル・山間部など“受信が弱そう”か
- 周波数が頻繁に変わっていないか(機種によって受信局表示が出ます)
この3つが揃うなら、「ナビが壊れた」より「電波が安定してない」が本命です。
気持ちがラクになりますよ。
試す価値がある設定
- 選局がオートなら、可能ならマニュアル固定を試す
- 受信局が安定する場所で一度受信し直して“基準”を作る
- アンテナの取り回しや位置を見直す(フィルムアンテナは特に)
注意:運転中の設定変更は危険です。
設定や周波数確認は停車中に行ってください。
車両や機器の仕様によって操作手順が異なるため、正確な情報は取扱説明書をご確認ください。
ただ、機種や車種で設定名が違うので、操作が不安なら取扱説明書の「VICS」「交通情報」「FM多重」あたりを確認するのが確実です。
光ビーコンは通過時更新
光ビーコンは、スポット通信の代表格です。
車がビーコンの直下(または通信範囲)を通過した瞬間に、まとまった情報が“ドン”と入る。

だから、通過直後は「やたら情報が新しい」感じが出ます。
ここはFM多重と真逆の性格で、分かっていると使い分けがしやすいですよ。
メリット:通過直後の鮮度が高い
光ビーコンは局所的な情報に強いです。
前方の混雑や規制、場合によっては分岐の先の状況など、ドライバーが「今必要」と思いやすい情報がまとまって入ることがあります。
しかもスポットでの受信なので、うまく噛み合うとタイムスタンプの遅れが小さく見えやすいです。
デメリット:通過しないと更新されない
ただし裏返すと、次のビーコンを通過するまで更新が入らないんですよね。
ここ、渋滞時にしんどいポイントです。
渋滞の最後尾にハマっていて「この先どうなってる?」が一番知りたいのに、ビーコンが“渋滞の先”にあったりすると、そもそも通過できない。
すると画面の情報が古いままになって、余計に不安になります。
「目の前の渋滞が更新されない」あるある
渋滞でビーコン手前に止まっていると、「まさに知りたい場所」の情報が更新されにくいジレンマが出ます。
FM多重と違って広域を常時補うタイプではないので、ここはメディアの性格として割り切りが必要です。
光ビーコンは「点で更新」だと思うと、期待値が合います。
- 通過直後は新しい情報が入りやすい
- 通過できないと更新されない(渋滞時にハマりやすい)
- FM多重と併用できる機種だと、弱点を補いやすい
なので私は、光ビーコンだけに頼るより、FM多重や他の通信(メーカー独自のオンライン交通情報など)も含めて「複数の目」で見るのが現実的かなと思っています。
ITSスポットで広域受信
ITSスポット(ETC2.0の5.8GHz帯の仕組みを使うタイプ)は、従来のビーコンより大容量の情報を扱えるので、長距離移動の判断材料が増えやすいです。
あなたが高速道路をよく使うなら、体感として「先読みできる」感じが出やすいのがこの系統ですね。
広域情報が入ると何が嬉しい?
渋滞って、目の前の詰まりより「この先でどれだけ時間を失うか」が本質だったりします。
ITSスポットは、その“先の先”の情報をまとめて拾える場面があり、ルートの組み替えや休憩計画が立てやすくなります。
私の感覚だと、渋滞回避というより、時間の見通しが立つのが一番の価値です。
受信手段ごとの性格(ざっくり)
| 受信手段 | 更新の体感 | 得意なこと | つまずきやすい点 |
|---|---|---|---|
| FM多重放送 | 数分遅れて反映 | 広域情報をカバー | 受信完了まで待ちが出る |
| 光ビーコン | 通過時に一気に更新 | スポットで高鮮度 | 通過まで更新されにくい |
| ITSスポット | 通過時に広域取得 | 広域・大容量で長距離に強い | 対応機器が必要な場合あり |
「対応してるのに効かない」ケースもある
ここで注意したいのが、ITSスポットやETC2.0周りは、ナビ・車載器・配線・設定の組み合わせで体感が変わることです。
対応しているはずなのに情報が薄い、というときは、そもそも受信できていない(設定がOFF、接続が違う)こともあります。
だから買い替えや追加機器を検討するなら、メーカー公式の対応表や取扱説明書で“どの条件が必要か”を先に確認しておくのが安全です。
最終的な判断は専門家に相談するのもありです。
注意:VICSやETC2.0の情報は参考情報です。
現地の案内表示や交通規制に必ず従ってください。
機器の取り付け・配線は安全面に影響するため、無理はしないでください。
カーナビのVICS時間を改善する
「仕様なのは分かった。でも、できるだけ気持ちよく使いたい」って思いますよね。
ここからは、VICS WIDEやETC2.0の活用、そして“困ったときの切り分け”を私の目線でまとめます。
- VICS WIDE旅行時間情報
- ETC2.0で渋滞回避支援
- 渋滞表示が消えない原因
- 受信できない時のアンテナ
- カーナビのVICS時間と更新頻度まとめ
VICS WIDE旅行時間情報

VICS WIDEは、従来のVICSよりも扱える情報量が増えて、旅行時間情報が充実する方向に進化してきました。
結果として、到着予想時刻のブレが減ったり、ルート提案の納得感が上がりやすいです。
「渋滞の線が出てる/出てない」だけより、あなたにとっては“結局どれくらい遅れるの?”が大事ですもんね。

旅行時間情報が増えると、判断が速くなる
渋滞表示はどうしても主観が入ります。
「真っ赤=絶対ダメ」と思いがちなんですが、距離が短ければ赤でも数分で抜けることもあるし、逆にオレンジでも延々と進まない日もあります。
旅行時間情報があると、「ここで15分ロス」「別ルートなら10分」みたいに、比較が数字でできるので判断が速くなります。
到着予想がブレる人ほど効きやすい
「距離は短いのに時間がかかる道」を見抜けると、体感のストレスが一気に減ります。
私は、渋滞回避よりも到着予想の精度が上がることの恩恵が大きいと思っています。
到着予想が安定すると、休憩・待ち合わせ・給油のタイミングまで読みやすくなりますからね。
VICS WIDEが“効いた”と感じやすい人
- 一般道の抜け道を使うことが多い
- 到着時間のブレがストレスになっている
- 渋滞表示より「何分かかるか」を重視したい
それでも過信しないのがコツ
旅行時間情報が増えると便利なんですが、完璧ではありません。事故や急な車線規制、天候で一気に状況が変わると、予測は外れます。
だから私は、VICS WIDEは「当てにいく」より「ブレを小さくする」道具として使うのがちょうどいいと思っています。
ナビペディア内でも、到着時間がズレる原因と設定の話をまとめています。
到着予想が気になる人は合わせてどうぞ。カーナビの到着時間がおかしい?原因と設定を解説
なお、正確な対応状況や機能の範囲は機種によって違います。
必ずメーカー公式情報をご確認ください。
ETC2.0で渋滞回避支援
ETC2.0は料金の仕組みだけじゃなく、道路側の設備と通信して交通情報を受け取りやすいのがポイントです。
対応環境が揃うと、広い範囲の渋滞・規制情報を材料にルート判断がしやすくなります。
ここ、誤解されがちなんですが、ETC2.0は「必ず渋滞を避けられる魔法」ではなく、判断の材料が増えるイメージです。
渋滞回避は「早めに気づく」が勝ち
渋滞って、ハマってから回避しようとしても遅いことが多いです。
分岐を過ぎたあとに「この先真っ赤」って出ても、もう逃げ道がない。
だから私は、情報の価値は“早いかどうか”にあると思っています。
ETC2.0系の情報が効くと、先の先の詰まりを早めに知れて、分岐前に作戦を変えやすくなります。
個人的には、ETC2.0は「いま目の前の渋滞」より、この先の詰まり方を早めに掴むのに向いている印象です。
長距離ほど効いてきます。
導入しても効かないときの“ありがち”
「ETC2.0にしたのに、情報が増えた気がしない」って声もあります。
これは、そもそもナビ側が表示に対応していない、設定がOFF、接続が想定と違う、みたいな要因が重なることが多いです。
あと、走っている道路や時間帯によっては、そもそも出る情報が少ない日もあります。
だから導入前後は、まずは取扱説明書の“情報受信の表示画面”や“受信履歴”みたいな項目を確認して、受信できているかの事実確認が大事です。
ここを飛ばすと、ずっとモヤモヤします。
注意:機器の取り付けや設定変更は、車両の安全に関わることがあります。
自信がない場合は販売店・取り付け店など専門家に相談してください。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
対応するナビ・車載器・設定が揃っていないと期待通りに動かないこともあるので、導入前後は公式情報で条件確認が安心です。
渋滞表示が消えない原因

「渋滞を抜けたのに、まだ渋滞線が残ってる…」はかなり多い相談です。
これ、気持ち悪いですよね。
結論から言うと、故障の前に“仕組み的にそう見える状況”がいくつかあります。
私は、ここを把握しておくと不要な疑いが減って、判断が早くなると思っています。
よくあるパターン
- 次の更新(解消情報)を受信する前で、表示が残っている
- 受信状態が悪く、更新が止まっている
- 表示している情報の種類が多く、描画が重くなって反映が遅い
タイムスタンプが“動いているか”が最優先
私がまず見るのはここです。
渋滞線が残っていても、タイムスタンプがちゃんと数分単位で進んでいるなら、ナビは受信できています。
つまり「最新の解消情報がまだ来てない」「解消が反映されるタイミング待ち」みたいな可能性が高いです。

逆に、タイムスタンプ自体が止まっているなら、そもそも受信が途切れている可能性が高い。
ここで初めて、選局やアンテナ、ノイズなどを疑う流れです。
チェックの順番
- タイムスタンプが進んでいるか(止まっていないか)
- FM多重の受信状態(周波数・選局)
- 表示するVICS情報を絞って地図を見やすくする
「消えない」=情報が古い、とは限らない
もうひとつ。
渋滞表示の“消え方”は、機種の描画タイミングや画面の優先制御でも影響を受けます。
たとえば交差点拡大図や音声案内が優先されていると、地図の再描画が遅れるように見えることがあります。
なので、運転中に「今消えない!」と焦るより、落ち着いてタイムスタンプを見て、必要なら安全な場所に停車して確認するのが正解です。
注意:表示が残っていても、実際の交通規制や現地の表示が最優先です。
ナビの情報は参考情報として扱い、無理な回避行動はしないでください。
また、機種によってはVICSの割込表示時間や表示項目を調整できます。
見落としやすいので、設定メニューを一度チェックしてみるのもアリです。
受信できない時のアンテナ
更新されない・受信しないが続くときは、設定だけじゃなくアンテナ周りが原因のこともあります。
ここ、実はかなり現場っぽい話で、私はトラブル相談の中でも“当たり”が多いと感じています。
特に後付けナビやフィルムアンテナの取り付け環境によって、受信感度がガクッと落ちることがあるんですよね。
まず疑うところ
- アンテナ線の断線・接触不良(一時的でも起きます)
- アンテナの設置位置が悪く、電波を拾いにくい
- 周辺機器のノイズで受信が不安定になっている
症状から逆引きすると早い
| 症状 | 起きがちな原因 | あなたができる確認 |
|---|---|---|
| タイムスタンプが長時間止まる | 受信不良・選局サーチ | 受信局表示、手動固定の有無 |
| 場所によって受信できたりできなかったり | 電波環境・アンテナ位置 | 県境・トンネル・山間部で再現するか |
| 機器追加後に受信が悪化 | ノイズ干渉 | USB充電器・ドラレコ等を外して変化を見る |
| ずっと未受信のまま | 配線不良・設定OFF | 受信設定、アンテナ接続、診断画面 |
ノイズは意外と盲点
最近増えているのが、車内の電装品(USB充電器、ドラレコ、LED系、社外オーディオ周辺)によるノイズです。
ノイズが出ると、受信が“たまに途切れる”みたいな症状が出やすい。
ナビの故障に見えやすいんですが、原因が別の機器ってこともあります。
安全にできる範囲なら、怪しい機器を一時的に外してみて、タイムスタンプの進み方が変わるか確認するのも手です。
これだけで原因が絞れることがあります。
注意:配線の分解や加工は車両トラブルにつながる可能性があります。
自信がない場合は、無理せず販売店や取り付け店など専門家に相談してください。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
「急に受信できなくなった」「たまに受信しない」が再現するなら、発生場所や頻度をメモしておくと、点検がスムーズになりますよ。
カーナビのVICS時間と更新頻度まとめ
最後にまとめです。
カーナビのVICS時間がズレて見えるのは、タイムスタンプ(提供時刻)という設計思想が大きく、FM多重放送・ビーコン・ITSスポットなど受信手段の特性でも体感が変わります。
ここを“仕様として理解する”だけで、かなり楽になりますよ。

今日からの実用ポイント
今日から使える結論
- VICS時間のズレは「いつの情報か」を示すための仕様として出ることがある
- 更新頻度は一般的な目安として5分間隔だが、表示は遅れることがある
- FM多重は“揃うまで待ち”が出やすく、ビーコン系は“通過するまで更新されにくい”
- VICS WIDEやETC2.0で旅行時間情報が増えると、到着予想の納得感が上がりやすい
私がいちばん伝えたいこと
いちばん大事なのは「表示は参考情報」という前提です。
VICSは便利ですが、万能ではありません。
現地の交通規制、道路の案内表示、警察や道路管理者の指示が最優先です。

ナビの表示に引っ張られて無理な車線変更や急な回避行動をすると危ないので、ここは本当に気をつけてください。
そして、もし「更新されない」「ずっと止まる」みたいな症状が続くなら、受信環境(選局・場所)→設定→アンテナ・配線→ノイズ、という順に切り分けるのが近道です。
焦るほどドツボにハマるので、落ち着いていきましょう。
注意:本記事の内容は一般的な目安として整理しています。
正確な情報は公式サイトや取扱説明書をご確認ください。
最終的な判断は専門家にご相談ください。
関連知識として、VICS WIDEやITSスポットの位置づけをもう少し広い視点で知りたいなら、こちらも参考になります。

