ドライブに欠かせないカーナビが、走行中に突然再起動を繰り返す症状にお悩みではありませんか。
特にカロッツェリアやアルパイン、ケンウッド、パナソニックといった人気メーカーの製品や、トヨタ、ホンダ、ダイハツの純正ナビでもこの問題は発生します。
この記事では、カーナビが再起動を繰り返す主な原因と、ご自身で試せる対処法を詳しく解説します。
バッテリーとの関連性や、カーナビが故障する前兆は何か、そしてカーナビを強制再起動するにはどうすればいいですか?といった具体的な疑問にもお答えしますので、修理に出す前にぜひご一読ください。
カーナビが再起動を繰り返す主な原因と対処法
- まず試したい原因の切り分け方
- カーナビが故障する前兆は?代表的な症状
- カーナビを強制再起動するにはどうすればいい?
- カーナビの再起動を繰り返すならバッテリーを確認
- カロッツェリア製ナビのリセット方法と注意点
- パナソニック製ナビはリコール対象か確認
まず試したい原因の切り分け方

カーナビの再起動が始まったとき、本体の故障と決めつける前に確認すべき点がいくつかあります。多くの場合、単純な接触不良や電源供給の問題が原因である可能性も考えられるからです。
まずは落ち着いて、以下のステップで原因を切り分けていきましょう。
最初に疑うべきは、電源ケーブルやアース線の接続です。
ナビ本体の裏側にある各種コネクターが、走行中の振動で緩んでしまうことは珍しくありません。
特に、アクセサリー電源(ACC)や常時電源、アースが正しく接続されているかを確認してください。
アースがしっかりと車体の金属部分に固定されていないと、動作が不安定になり再起動を引き起こすことがあります。
確認のポイント
- ナビ本体背面の電源コネクターは奥までしっかり刺さっているか
- アース線は塗装のない車体の金属部分に確実に固定されているか
- シガーソケットから電源を取っている場合、プラグが緩んでいないか
次に、SDカードやUSBメモリといった外部メディアを一度すべて取り外して起動してみることも有効です。
メディア自体の不具合や、保存されているデータの破損がナビの起動プロセスを妨げ、再起動ループに陥らせるケースがあります。
これらを取り外すことで正常に起動する場合は、メディアをフォーマットするか、新しいものに交換することで解決する可能性があります。
これらの基本的な確認を行っても症状が改善しない場合、より内部的な問題へと原因の可能性が絞られてきます。
カーナビが故障する前兆は?代表的な症状

カーナビが完全に起動しなくなる前に、いくつかの前兆が現れることがよくあります。
これらのサインに早めに気づくことで、突然のトラブルを避けられるかもしれません。
再起動ループ以外で最も多い前兆は、動作の遅延や画面のフリーズです。
例えば、ルート検索に異常に時間がかかったり、タッチパネルの反応が著しく鈍くなったりする症状が挙げられます。
また、走行中に地図の表示がカクカクしたり、現在地を正しく示さなくなったりする場合も注意が必要です。
これらは内部のCPUやメモリ、あるいはHDDやSSDといった記憶装置に負荷がかかっている、または劣化が始まっているサインと考えられます。
「最近、ナビの言うことを聞くのが遅くなったな…」と感じたら、それは故障の一歩手前かもしれません。
特に古いモデルのHDDナビでは、物理的なディスクの劣化が動作不良に直結しやすいので注意が必要ですね。
その他の代表的な症状としては、以下のようなものがあります。
- GPS信号を頻繁に見失う: GPSアンテナや内部の受信回路に問題がある可能性があります。
- 特定機能の不具合: 例えば、Bluetoothは使えるがラジオが聞けない、テレビは映るがナビ機能が使えないなど、一部の機能だけが動作しなくなるケースです。
- 画面表示の異常: 画面にノイズが入ったり、色がおかしくなったり、バックライトがちらついたりする症状も、内部基盤の劣化が考えられます。
これらの症状が一つでも見られたら、ナビのデータバックアップを検討し、本格的なトラブルに備えることをお勧めします。
カーナビを強制再起動するにはどうすればいい?

ソフトウェアの一時的な不具合が原因で再起動を繰り返している場合、本体を強制的に再起動(リセット)することで症状が改善することがあります。
これは、パソコンやスマートフォンの調子が悪い時に再起動するのと同じ考え方です。
多くのカーナビには、リセットボタンが備わっています。これは通常、本体の前面パネルにある小さな穴で、クリップや爪楊枝の先で押し込むことでリセットが可能です。
ただし、この操作を行うと、一部の設定が初期化される可能性があるため注意が必要です。
注意点:リセットボタンを押す前に、必ず車両のエンジンを停止してください。
また、リセットによって保存した地点登録やオーディオ設定などが消えてしまう場合があります。
取扱説明書でリセット時の影響範囲を確認することをお勧めします。
リセットボタンが見当たらないモデルでは、特定のボタンを長押しすることでリセット機能が働くように設計されています。
メーカーや機種によって操作方法が大きく異なるため、代表的な例を以下に示します。
メーカー | 主な強制再起動(リセット)の方法 |
---|---|
カロッツェリア(パイオニア) | 「現在地」ボタンと「メニュー」ボタンを同時に2秒以上長押しする(機種により異なる)。 |
パナソニック(ストラーダ) | 本体にあるリセットボタンを先の細いもので押す。 |
アルパイン | 「MENU」ボタンと「開閉」ボタンを同時に長押しする(機種により異なる)。 |
ケンウッド | 本体にあるリセットボタンを押す。一部機種では「MENU」長押しからリセットを選択。 |
上記はあくまで一例です。
お使いのナビの正確なリセット方法は、必ず付属の取扱説明書やメーカーの公式サイトで確認してください。
正しい手順を踏むことが、問題を悪化させないための鍵となります。
カーナビの再起動を繰り返すならバッテリーを確認

カーナビの再起動問題は、ナビ本体だけでなく、車両側のバッテリーが原因で発生するケースも少なくありません。
特に、エンジン始動時やアイドリングストップからの復帰時に再起動が頻発する場合、バッテリーの劣化を疑うべきです。
カーナビは精密な電子機器であり、安定した電圧が供給されないと正常に動作できません。
バッテリーが古くなり、電圧を維持する能力が低下すると、オルタネーター(発電機)の負荷が変動するタイミングや、エアコンのコンプレッサーが作動した瞬間などに一時的な電圧降下が発生します。
このわずかな電圧の低下をナビが異常と検知し、保護回路が働いて再起動してしまうのです。
バッテリー劣化のサイン
- エンジンのかかりが悪くなった
- ヘッドライトが以前より暗く感じる
- アイドリングストップ機能の作動頻度が減った
- パワーウィンドウの動きが遅い
これらの症状とナビの再起動が同時に起きている場合、バッテリーが原因である可能性は非常に高いと言えます。
バッテリーの状態は、ガソリンスタンドやカー用品店で専用のテスターを使えば簡単に点検できます。
もしバッテリーの交換が必要と診断された場合、新しいバッテリーに交換することで、ナビの再起動問題が嘘のように解決することがあります。
特に、製造から3年以上経過したバッテリーを使用している場合は、一度点検を受けてみることを強くお勧めします。
カロッツェリア製ナビのリセット方法と注意点

カロッツェリア(パイオニア)製のサイバーナビや楽ナビは非常に人気が高いですが、特定の条件下で再起動を繰り返す症状が報告されています。
主な原因の一つとして、ソフトウェアの不具合が挙げられます。
特に古いモデルでは、Bluetooth接続時や特定のメディアを再生した際に内部のプログラムにエラーが生じ、動作が不安定になることがあります。
このような場合、まずは前述した強制再起動を試すのが有効です。
サイバーナビの一部機種では「SRAMクリア」という、より強力なリセット機能が存在します。
これは通常の再起動では消去されないシステムメモリ内の不要なデータをクリアする操作で、原因不明の動作不良に効果的な場合があります。
ただし、この操作方法は一般公開されていないことが多いため、実行する場合はメーカーのカスタマーサポートに問い合わせるのが確実です。
カロッツェリアの公式サイトでは、機種ごとのソフトウェアアップデートプログラムが提供されていることがあります。
お使いのナビのバージョンを確認し、最新のプログラムが公開されていれば、適用することで問題が解決する可能性があります。(参照:パイオニア株式会社 カーナビ サポート情報)
また、近年のモデルでは、SDカードを介した地図データ更新の失敗が原因で起動不良に陥るケースもあります。
更新作業は必ず手順通りに行い、途中で電源を切ったりSDカードを抜いたりしないよう注意が必要です。
もし更新後に不具合が発生した場合は、再度正しい手順で更新を試みるか、メーカーサポートに相談してください。
パナソニック製ナビはリコール対象か確認

パナソニック製のストラーダシリーズで再起動や起動しないといった症状が発生した場合、故障と判断する前にリコールの対象になっていないかを確認することが非常に重要です。
過去に一部のモデルで、バッテリー交換時などに発生する一時的な過電流によって、内部基盤のICチップが破損してしまうという不具合が報告されています。
この不具合はメーカー側も把握しており、対象機種については保証期間を過ぎていても無償で修理対応を行っている場合があります。
リコール情報の確認方法
パナソニックの公式サイトにある「カーナビゲーションに関する重要なお知らせ」のページで、お使いのナビの品番(型式)が対象に含まれていないかを確認できます。
もし対象機種であった場合は、サイトの案内に従って修理を依頼してください。(参照:パナソニック株式会社 カーナビ/カーAVに関する重要なお知らせ)
この問題の典型的な症状は、「Strada」というロゴが表示された後、そこから先に進まずに再起動を繰り返す、あるいは画面が真っ暗なまま全く起動しない、というものです。
もしご自身のナビがこの症状に合致し、かつ対象機種である可能性があれば、有償での修理や買い替えを検討する前に、一度メーカーに問い合わせてみることを強くお勧めします。
無償で修理できる可能性を逃さないようにしましょう。
メーカー別で見るカーナビが再起動を繰り返す時の対策
- アルパイン製ナビのソフトウェア更新
- ケンウッド製ナビのトラブルシューティング
- トヨタ純正ナビのチェックポイント
- ホンダ純正ナビで頻発するトラブル
- ダイハツ純正ナビの対処法
- それでもカーナビが再起動を繰り返す場合の最終手段
- まとめ:カーナビが再起動を繰り返す原因と対策
アルパイン製ナビのソフトウェア更新

アルパイン製のカーナビ、特に2009年から2015年頃にかけて製造されたモデルの一部では、FM多重VICS情報のデータ量増加が原因で再起動が発生するという事象が確認されています。
これはナビ本体の故障ではなく、受信するデータ量の変化に内部のソフトウェアが対応しきれなくなることで発生する問題です。
そのため、アルパインではこの事象を解決するための対策ソフトウェア(ファームウェアアップデート)を公式サイト上で提供しています。
もしお使いのアルパイン製ナビが頻繁に再起動するようになったら、まずは公式サイトでご自身のモデルが対象となっていないか、そして対策ソフトウェアが公開されていないかを確認してください。
アップデートの手順概要
- アルパインの公式サイトへアクセスし、ユーザー登録(ALPINE ID)を行う。
- マイページから使用しているナビの機種を選択し、「アップデートプログラム」を確認する。
- PCでアップデートファイルをダウンロードし、空のSDカードに保存する。
- そのSDカードをカーナビに挿入し、画面の指示に従ってアップデートを実行する。
詳しい手順は公式サイトに記載されています。
手順を誤るとナビが起動しなくなる危険性もあるため、必ず熟読の上、慎重に作業を行ってください。(参照:アルパイン株式会社 ソフトウェアダウンロード)
また、もう一つの原因として、地図データ用のSDカードの不具合も考えられます。
ナビの起動プログラムの一部が地図SDカードに格納されているため、このカードを抜いた状態で電源を入れると正常に起動メニューが表示される場合があります。
その場合は、地図SDカードの問題である可能性が高いため、メーカーに修理を相談する必要があります。
ケンウッド製ナビのトラブルシューティング

ケンウッド製のカーナビ「彩速ナビ」シリーズで再起動が頻発する場合、いくつかの原因が考えられます。
まず、アルパインと同様にソフトウェアの不具合が挙げられます。
定期的に公式サイトでファームウェアの更新情報が公開されているため、最新の状態に保つことがトラブルの予防に繋がります。
特に、購入してから一度も更新したことがない場合は、一度確認してみる価値があります。
次に考えられるのが、配線の接続不良、特にアース不良です。
ケンウッドのナビは比較的高機能なモデルが多く、消費電力も大きくなる傾向があります。
そのため、アースが不完全だと電圧が不安定になりやすく、再起動の原因となります。
確実なアースポイントへの接続がされているか、再確認してみましょう。
冷却ファンのホコリ詰まりに注意:ナビ本体の背面には、内部の熱を逃がすための冷却ファンが搭載されています。
このファンにホコリが溜まって正常に回転しなくなると、内部が高温になる「熱暴走」を引き起こし、保護機能が働いてシャットダウンや再起動を繰り返すことがあります。
もし可能であれば、一度ナビを取り外して背面のファン周辺を清掃してみるのも一つの手です。
これらのセルフチェックを行っても改善しない場合は、内部基盤の故障の可能性も考えられます。
その際は、無理に分解などをせず、専門の修理業者やメーカーサポートに相談することをお勧めします。(参照:JVCケンウッド株式会社 カーエレクトロニクス サポート情報)
トヨタ純正ナビのチェックポイント

トヨタの純正カーナビで再起動が繰り返される場合、社外ナビとは少し異なる視点での確認が必要になることがあります。
トヨタ純正ナビは、車両の様々な情報と連携(CAN通信)して動作しています。
そのため、ナビ本体の問題だけでなく、車両側の電気系統の不具合がナビの動作に影響を与えることがあります。
特に、後付けで電装品(ドライブレコーダー、レーダー探知機など)を追加した場合、電源の取り方によっては電圧が不安定になり、純正ナビが再起動する原因となることがあります。
また、ナビのモデルによっては、特定の操作や条件下で発生するソフトウェアのバグが原因であることも報告されています。
この場合、ディーラーで診断機(GTS)に接続し、ナビのプログラムを最新バージョンに更新することで改善されるケースがあります。
中古車を購入した場合、前のオーナーがナビの裏メニュー(サービスマンモード)で設定を変更している可能性もゼロではありません。
もし不審な動作が続くようであれば、ディーラーで設定を初期状態に戻してもらうのも有効な手段の一つです。
自分でできることとしては、まずはバッテリーの電圧が安定しているかを確認することです。
それでも改善しない場合は、安易にナビ本体の故障と判断せず、一度トヨタディーラーに相談することをお勧めします。
車両全体を含めた総合的な診断をしてもらうのが、解決への一番の近道です。
ホンダ純正ナビで頻発するトラブル

ホンダの純正ナビ(Gathersシリーズ)で再起動が頻発する場合、特に注意したいのがアイドリングストップ搭載車での電圧降下です。
ホンダ車の一部では、アイドリングストップからのエンジン再始動時に、瞬間的にバッテリー電圧が大きく低下する傾向があります。
この電圧降下によって、ナビの動作に必要な電圧を下回ってしまい、再起動がかかってしまうという事例が多く報告されています。
これはナビの故障ではなく、車両の仕様とナビの要求電圧の兼ね合いで発生する問題です。
この問題への対策として、電圧が不安定になりがちなオーディオハーネスから電源を取るのではなく、より安定した電源(例:ヒューズボックス)から直接ナビの電源(特に常時電源)を引き直すことで、症状が改善されることがあります。
ただし、この作業は専門的な知識を要するため、自信がない場合は電装品の取り付け経験が豊富なカー用品店や専門業者に依頼するのが安全です。
もちろん、ソフトウェアの不具合や本体の故障も原因として考えられます。
まずは、ホンダの公式サイトやディーラーで、お使いのナビに関するサービスキャンペーンやリコール情報が出ていないかを確認してみましょう。特定のモデルで同様の不具合が多発している場合、無償での修理やソフトウェアアップデートが提供されている可能性があります。
一般的なリセット操作で改善しない場合は、車両側の特性も考慮に入れる必要があるため、ホンダディーラーに相談するのが最も確実な対処法と言えるでしょう。
ダイハツ純正ナビの対処法

ダイハツの純正カーナビで再起動が繰り返される場合も、基本的なチェックポイントはトヨタやホンダの純正ナビと共通しています。
まずは、バッテリーの劣化や車両側の電気系統に問題がないかを確認します。
ダイハツ車は軽自動車が中心であり、バッテリー容量が普通車に比べて小さい傾向があるため、バッテリーの劣化がナビの動作に影響を与えやすいと考えられます。
次に、ナビのソフトウェアが原因である可能性です。
ダイハツの純正ナビも、定期的にソフトウェアの更新が行われています。
ディーラーでの点検時などに、ナビのバージョンが最新であるかを確認してもらうと良いでしょう。
地図更新と同時にシステムソフトウェアも更新されることが多いです。
最近のダイハツ車は「スマートアシスト」など、多くの電子制御システムが搭載されています。
後付けの電装品がこれらのシステムに干渉し、結果としてナビの動作が不安定になることも考えられます。
何か心当たりがある場合は、一度その電装品を取り外して様子を見るのも有効です。
もし、ご自身で配線の確認やバッテリー点検を行っても原因が特定できない場合は、速やかにダイハツのディーラーに相談してください。
純正ナビは車両との連携が深いため、ディーラーの専門的な診断機器でなければ分からないエラーが記録されていることもあります。
自己判断でナビを取り外したりすると、他のシステムに影響を及ぼす可能性もあるため、専門家に任せるのが安心です。
それでもカーナビが再起動を繰り返す場合の最終手段

これまで紹介したすべての対処法を試しても、カーナビの再起動が改善されない場合、残念ながらナビ本体の内部的なハードウェアが故障している可能性が非常に高いと考えられます。
この段階に至った場合の選択肢は、主に「修理に出す」か「新しいものに交換する」の2つになります。
メーカーや専門業者に修理を依頼する
ナビを製造したメーカーや、カーナビ修理を専門に行う業者に依頼する方法です。
メリットとしては、新品に買い替えるよりも費用を安く抑えられる可能性がある点が挙げられます。
特に、故障箇所が限定的であれば、比較的リーズナブルな価格で修理できることもあります。
一方、デメリットは、古いモデルだと修理用の部品が既に生産終了しており、修理自体が不可能な場合があることです。
また、修理期間中はナビが使えなくなり、見積もりを取った結果、新品が買えるほどの高額な修理費用がかかることも少なくありません。
新しいカーナビに交換する
最新のカーナビに買い替えるという選択肢です。
メリットは、言うまでもなく性能が格段に向上することです。
地図データが新しくなるのはもちろん、処理速度の向上、スマート連携機能の充実、高画質な画面など、ドライブの快適性が大きく向上します。
デメリットは、本体価格と取り付け工賃を合わせると、10万円以上の出費になることも珍しくない点です。
ナビの使用年数が5年以上経過している場合は、修理よりも交換をお勧めします。
なぜなら、一箇所を修理しても、近いうちに別の部品が寿命を迎え、再び故障する可能性が高いためです。
長期的なコストパフォーマンスを考えると、最新機種への交換が賢明な判断と言えるでしょう。
最終的には、ご自身のナビの使用年数や予算、そして今後のカーライフを考慮して、最適な選択をすることが重要です。