カーナビタイムとドライブサポーターの違いを徹底比較!

NAVIPEDIA・イメージ

カーナビタイムとドライブサポーターの違いについて、詳しく知りたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

どちらもナビタイムジャパンが提供する人気のカーナビアプリですが、「ナビタイムドライブサポーターとカーナビタイムの違いは?」と聞かれると、意外と明確に答えられないかもしれません。

現代のドライブにおいて、高機能なカーナビアプリは欠かせない存在です。

しかし、機能が多様化する中で、どのアプリが自分の運転スタイルや目的に本当に合っているのかを見極めるのは難しい作業です。

この記事では、カーナビタイムの料金やドライブサポーターの料金体系、それぞれの有料・無料プランの違いを徹底的に掘り下げて分かりやすく解説します。

さらに、ドライブサポーターのプレミアムプラスで何ができるのか、カーナビタイムやドライブサポーターのCarPlayへの対応状況、そしてドライブサポーターからカーナビタイムへの移行を検討している方への注意点まで、あらゆる疑問に網羅的にお答えします。

この記事を読めば、あなたに最適なアプリがどちらなのか、確信を持って選べるようになるでしょう。

記事のポイント
  • カーナビタイムとドライブサポーターの料金プランの違い
  • オフライン利用やグループ機能など機能面での比較
  • CarPlayやAndroid Autoへの対応状況と必要なプラン
  • それぞれのアプリがどんな人におすすめか

カーナビタイムとドライブサポーターの基本的な違い

  • ナビタイムドライブサポーターとカーナビタイムの違いは?
  • カーナビタイムの料金プランを解説
  • ドライブサポーターの料金プランを解説
  • カーナビタイムの有料・無料プランの違い
  • ドライブサポーターの有料・無料プランの違い


ナビタイムドライブサポーターとカーナビタイムの違いは?

NAVIPEDIA・イメージ

カーナビタイムとドライブサポーターは、どちらも株式会社ナビタイムジャパンが提供する高機能なカーナビアプリですが、その設計思想には明確な違いがあり、それぞれ異なるタイプのドライバーをメインターゲットとしています。

結論を先に述べると、カーナビタイムは、通信環境に左右されない安定性を求める方や、プロの業務利用も視野に入れた多機能を必要とするドライバー向けの「全部入り高機能ナビ」です。

一方、ドライブサポーターは、友人や家族とのドライブを楽しみつつ、コストパフォーマンスを重視するドライバーや、手軽に高精度なナビを始めたい方向けの「コスパ・協調性重視ナビ」と言えるでしょう。

カーナビタイムの最大の強みは、地図データをスマートフォン本体にダウンロードしておくことで、電波が届かない場所でもナビゲーションが継続されるオフライン対応です。

これにより、山間部のドライブや長いトンネル、地下駐車場など、通信が不安定になりがちな場所でもルートから外れる心配がなく、安心して運転に集中できます。

また、最上位プランではゼンリンの住宅地図を利用でき、配達先や訪問先の建物名まで正確に把握できるため、プロドライバーからの支持も厚いのが特徴です。

対するドライブサポーターの独自性は、複数台でのドライブやツーリングで真価を発揮する「グループドライブ機能」にあります。

参加メンバーの位置情報や目的地への到着予定時刻をリアルタイムで地図上に共有できるため、はぐれてしまったり、合流場所の連絡を取り合ったりする手間が省けます。

また、カーナビタイムに比べて月額料金が抑えられており、「高機能なナビは欲しいけれど、コストはできるだけ抑えたい」というニーズに的確に応えています。

主な違いのポイント

カーナビタイム:オフライン対応で通信圏外でも安心。ルート設定の自由度が高く、住宅地図などプロ向けの機能も充実。


ドライブサポーター:グループドライブ機能で複数台の移動が快適に。料金が手頃で、初心者にも優しい親切設計。

このように、両アプリは優劣で語るものではなく、ドライバーの利用シーンや価値観によって最適な選択が異なります。

以下のセクションで、料金体系や具体的な機能の違いをさらに詳しく比較検討していきましょう。

カーナビタイムの料金プランを解説

NAVIPEDIA・イメージ

カーナビタイムは、ユーザーの多様なニーズに応えるため、機能別に細分化された複数の料金プランを提供しています。

無料の基本プランから、業務利用に特化した最上位プランまで、ご自身の使い方に最適なものを選択することが重要です。

主な料金プランとその特徴は以下の通りです。

プラン名月額料金(税込)年額料金(税込)主な機能と推奨ユーザー
基本プラン無料ルート検索、地図表示、ドライブレコーダー(録画機能のみ)。まずはお試しで使ってみたい方向け。
プレミアム600円5,700円音声ナビ、オフライン地図、渋滞マップ、オービス通知など。本格的なナビ機能を求める全てのドライバーにおすすめ。
プレミアム+1,000円9,800円プレミアムの全機能に加え、CarPlay・Android Auto対応、My地点登録無制限など。車載ディスプレイで利用したい方向け。
住宅地図プラス2,000円19,800円プレミアム+の全機能に加え、ゼンリン住宅地図の表示(建物名・表札)、訪問ルートの最適化など。配達・配送業、営業職の方向け。
法人向けプラン49,500円~(10ライセンス)プロドライバー向け地図、複数ライセンスの一括管理、請求書による一括決済など。運送会社や営業部門など法人向け。

※上記はApp Store/Google Play決済の場合の料金です。

クレジットカード決済やキャリア決済など、支払い方法によって料金が異なる場合があります。


カーナビタイムの核となる機能であるオフライン地図とナビゲーションは、月額600円の「プレミアムコース」から利用可能です。

この機能だけでも、他の多くのナビアプリとの大きな差別化点となります。

また、近年利用者が急増しているCarPlayやAndroid Autoを使いたい場合は、月額1,000円の「プレミアムプラスコース」への加入が必須となる点を覚えておきましょう。(参照:株式会社ナビタイムジャパン ニュースリリース

特に「住宅地図プラス」は、個人宅への配送や訪問営業など、正確な住所情報が業務効率に直結するプロフェッショナルにとって、投資する価値のある強力なソリューションです。

料金は高額ですが、配達先の誤認を防ぎ、複数の訪問先を効率的に巡回するルートを自動で作成する機能は、日々の業務時間を大幅に短縮させる可能性があります。

ドライブサポーターの料金プランを解説

NAVIPEDIA・イメージ

ドライブサポーターは、カーナビタイムと比較して料金体系がシンプルに構成されており、より手頃な価格で高機能なナビゲーションを始められる点が最大の魅力です。

基本的な機能は無料で利用開始でき、必要に応じて有料プランへアップグレードするステップアップ方式を採用しています。

ドライブサポーターの料金プラン詳細は以下の通りです。

プラン名月額料金(税込)年額料金(税込)主な機能と推奨ユーザー
基本プラン無料ルート検索、地図表示、取締情報、ガソリンスタンド検索、ナビタイムマイレージ。音声案内が不要な方向け。
プレミアム400円3,800円超渋滞回避ルート、音声ナビ、オービス通知、グループドライブ機能など。コストを抑えて高精度なナビを使いたい方向け。
プレミアム+800円8,000円プレミアムの全機能に加え、CarPlay・Android Auto対応、大型車ルート検索など。車載ディスプレイ連携や大型車を運転する方向け。

有料の「プレミアムコース」は月額400円からと、カーナビタイムのプレミアムコース(月額600円)よりも200円安く設定されています。

この価格で、ナビタイムが誇る高精度な渋滞予測技術「超渋滞回避ルート」や、本アプリの目玉機能である「グループドライブ機能」が利用できるのは、非常にコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。

CarPlayやAndroid Autoの利用を考えている方にとって、ドライブサポーターの「プレミアム+コース」は月額800円で利用でき、ナビタイムジャパンのアプリ群の中で最も安価な選択肢です。

オフライン機能は必要ないけれど、車載ディスプレイで快適にナビを使いたい、という方にはまさに最適なプランですね。

カーナビタイムが持つオフライン機能や住宅地図といった専門的な機能は不要で、純粋に「高機能なナビゲーション」と「ドライブを楽しむための便利機能」をお得に利用したい、という方にぴったりの料金体系です。

カーナビタイムの有料・無料プランの違い

NAVIPEDIA・イメージ

カーナビタイムは無料プランでも、ルート検索や簡易的なドライブレコーダー機能など、基本的な機能を利用することができます。

しかし、このアプリが持つポテンシャルを最大限に引き出し、車載ナビに匹敵する、あるいはそれ以上の体験を得るためには有料プランへの登録が不可欠です。

無料プランと有料プラン(プレミアムコース以上)の決定的な違いは、「地図を見るアプリ」から「ドライバーを目的地まで能動的に案内するナビゲーションシステム」へと進化するかどうかという点に集約されます。

無料プランでできること

無料の基本プランは、いわば高機能な地図アプリとして機能します。

目的地を入力すれば、複数のルート候補と所要時間を地図上に表示してくれます。

しかし、GPSで自車位置を追従はするものの、「次の交差点を右折です」といった音声によるリアルタイムの案内は行われません。

そのため、運転中は常に画面を確認し、自分で曲がるべき場所を判断する必要があります。

事故防止の観点からも、運転中のスマートフォンの画面注視は極めて危険です。(参照:警察庁「やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用」

ただし、衝撃を検知して前後を録画するドライブレコーダー機能が無料で試せる点は、特筆すべきポイントです。

有料プランで追加される主な機能

月額600円のプレミアムコースに登録すると、カーナビタイムは本格的なナビゲーションシステムへと変貌を遂げます。

プレミアムコースで解放される主要機能

本格音声ナビゲーション:交差点名の読み上げ、走行レーンの指示、高速道路の分岐案内など、きめ細やかな音声案内で視線の移動を最小限に抑えます。


オフライン地図・ルート検索:最大の特長。スマートフォンの通信量を気にすることなく、また電波の届かない場所でもナビが止まることなく安心して利用できます。


リアルタイム渋滞情報:交通情報通信システム「VICS」からの情報に加え、実際にカーナビタイムを利用しているユーザーの走行データ(プローブ情報)を分析し、より精度の高い渋滞回避ルートを提案します。


オービス通知:地図上への設置地点表示と、接近時の音声案内で安全運転をサポートします。


ボイスコントロール:「近くのコンビニ」など、声で周辺施設を検索したり、目的地を設定したりすることができ、運転中の操作を不要にします。

特にオフライン機能は、通信障害時や災害時にもナビが使えるという安心感につながり、他のアプリにはない大きな付加価値です。

頻繁に長距離を運転する方や、様々な場所へ出かける方にとって、この機能だけでも有料プランを選択する十分な理由となるでしょう。

ドライブサポーターの有料・無料プランの違い

NAVIPEDIA・イメージ

ドライブサポーターもカーナビタイムと同様、無料プランと有料プランでは提供される体験が大きく異なります。

無料プランは基本的な地図検索ツールとして、有料プランはドライブをより快適で楽しいものにする多機能ナビゲーションとして機能します。

無料プランでできること

無料プランでは、ルート検索、地図の閲覧、周辺のガソリンスタンド検索といった基本的な機能が利用できます。

また、走行距離やエコ運転に応じてポイントが貯まる「ナビタイムマイレージ」も無料で利用できるため、日々の運転記録として楽しむことができます。

しかし、カーナビの心臓部である音声によるルート案内機能は提供されないため、本格的なナビゲーションとして使用するには力不足です。

有料プランで追加される主な機能

月額400円のプレミアムコースに登録することで、ドライブサポーターの便利な機能がフル活用できるようになります。

プレミアムコースで解放される主要機能

音声ナビゲーション:走行レーンの案内や交差点の拡大イラスト表示と連動し、初めての道でも直感的に理解しやすいルート案内を提供します。


超渋滞回避ルート:ナビタイムの膨大な移動データと交通情報を基に、わずかな時間短縮も見逃さない最適なルートを探索します。


オービス通知:地図上のアイコン表示と音声による警告で、速度超過の抑制を促します。


グループドライブ機能:本アプリの象徴的な機能。最大10台までの仲間と、お互いの位置や目的地への到着予想時間をリアルタイムで共有し、ツーリングや複数台での旅行を円滑にします。


駐車場満空情報:主要都市部のコインパーキングなどの満車・空車情報をリアルタイムで地図上に表示し、駐車場探しの手間を省きます。

オフライン利用には非対応という注意点

ドライブサポーターはカーナビタイムとは異なり、オフラインでの地図表示やナビゲーションには対応していません。

全ての機能を利用するには、常時インターネット接続が必要です。

そのため、トンネル内や山間部など電波の届きにくい場所では、一時的に案内が停止したり、地図が表示されなくなったりする可能性があります。

また、長時間の利用はスマートフォンのデータ通信量を消費する点も留意が必要です。

有料プランの目玉である「グループドライブ機能」は、コミュニケーションを取りながらの移動を可能にし、単なる移動を楽しいイベントに変えてくれます。

また、運転に自信がない方向けに、幅の狭い道や複雑な交差点を極力避ける「初心者向けルート」を提案する機能もあり、幅広い層のドライバーに優しい設計となっています。

機能で比較!カーナビタイムとドライブサポーターの違い

  • カーナビタイムのCarPlay対応について
  • ドライブサポーターのCarPlay対応について
  • ドライブサポーターのプレミアムプラスとは?
  • ドライブサポーターからカーナビタイムへの移行方法
  • まとめ:カーナビタイムとドライブサポーターの違い


カーナビタイムのCarPlay対応について

NAVIPEDIA・イメージ

カーナビタイムは、AppleのCarPlayおよびGoogleのAndroid Autoに完全対応しており、対応する車載ディスプレイとスマートフォンを接続するだけで、アプリの機能を大画面で安全に操作できます。

これにより、スマートフォンの小さな画面を注視する必要がなくなり、視線を前方に保ったまま、車のダッシュボードに組み込まれた純正ナビのような感覚で利用できるため、運転の安全性と快適性が飛躍的に向上します。

特に、Appleの公式サイトでも紹介されている通り、CarPlayは運転中の操作を想定して最適化されたインターフェースを提供します。

CarPlay利用には「プレミアム+コース」への加入が必須

カーナビタイムでCarPlayやAndroid Autoの先進的な機能を利用するためには、月額1,000円(年額9,800円)の「プレミアム+コース」への登録が必須条件となります。

オフライン機能が使える月額600円の「プレミアムコース」では、CarPlay連携は利用できないため、契約前には十分な確認が必要です。

プレミアム+コースに加入すれば、常にオンラインで更新される最新の地図データと、リアルタイムの渋滞情報を車載ディスプレイに映し出すことができます。

これは、地図の更新に高額な費用や手間がかかることが多い従来の車載ナビゲーションシステムと比較して、非常に大きなアドバンテージです。

スマホアプリならではの情報の鮮度と、車載ディスプレイの見やすさ・操作性の高さを両立できる点こそ、CarPlay連携の最大の魅力と言えるでしょう。

ドライブサポーターのCarPlay対応について

NAVIPEDIA・イメージ

ドライブサポーターも、カーナビタイムと同様にCarPlayおよびAndroid Autoに対応しており、車載ディスプレイとのシームレスな連携を実現しています。

基本的な機能や大画面で得られるメリットはカーナビタイムと共通ですが、利用に必要な料金プランに大きな違いがあります。

ドライブサポーターでCarPlayの利便性を享受するためにも、有料プランへの加入が前提となります。

CarPlay利用には「プレミアム+コース」への加入が必要

ドライブサポーターでCarPlayやAndroid Autoを有効にするには、月額800円(年額8,000円)の「プレミアム+コース」に登録する必要があります。

こちらも、月額400円の「プレミアムコース」のままでは対応していない点に注意してください。

ここで注目すべきは、その月額料金です。

カーナビタイムのプレミアム+コースが月額1,000円であるのに対し、ドライブサポーターは月額800円で利用可能です。

これは、ナビタイムジャパンが提供するカーナビアプリの中で、最も経済的にCarPlay・Android Autoを導入できるプランであることを意味します。

「山奥に行くことは少ないからオフライン機能は不要。でも、せっかく車にCarPlayが付いているから、それを活かして安く高機能なナビを使いたい!」という方には、ドライブサポーターのプレミアムプラスコースがまさに理想的な選択肢となります。

大画面での優れた視認性、ハンドルから手を離さずにできる音声操作、車のスピーカーからのクリアな音声案内といったメリットはカーナビタイムと全く同じです。

より手頃な価格で最新のカーナビ体験を始められる点が、ドライブサポーターの大きな強みと言えるでしょう。

ドライブサポーターのプレミアムプラスとは?

NAVIPEDIA・イメージ

「プレミアムプラス」は、ドライブサポーターにおける最上位の料金プランです。

標準的な有料プランである「プレミアム」の全機能を内包しつつ、さらに特定のドライバーにとって極めて価値の高い、2つの特別な機能を追加で提供します。

プレミアムプランとプレミアムプラスプランの機能的な差異は、以下の2点に集約されます。

  1. CarPlayおよびAndroid Autoへの対応
  2. 大型車を考慮したルート検索機能

1. CarPlayおよびAndroid Autoへの対応

前述の通り、プレミアムプラスにアップグレードする最大の動機の一つが、CarPlayやAndroid Autoの利用解禁です。

この機能により、ドライブサポーターが単なるスマホアプリから、車と一体化した本格的なナビゲーションシステムへと昇華します。

普段使い慣れたアプリのインターフェースを、安全で見やすい車載ディスプレイ上で操作できる快適さは、一度体験すると手放せなくなるでしょう。

2. 大型車を考慮したルート検索

プレミアムプラスが提供するもう一つのユニークな機能が、大型車に特化したルート検索です。

この機能は、一般的な乗用車ではなく、トラックやバス、キャンピングカーといった車体の大きな車両を運転するドライバーのために設計されています。

車両の高さ、幅、重量などの情報をあらかじめ登録しておくと、ナビゲーション時に道幅が狭く通行が困難な道路や、高さ制限のある高架下、重量制限のある橋などを自動的に回避した安全なルートを提案してくれます。

この機能は、特に趣味でキャンピングカーを運転して旅行する方や、業務で2トントラックなどを運転する個人事業主の方にとって、計り知れない安心感をもたらします。

「この先、通れるだろうか?」という不安や、ルートを間違えて立ち往生してしまうリスクを大幅に軽減できるため、運転のストレスを減らし、安全運行に貢献する非常に価値のある機能です。

結論として、ドライブサポーターのプレミアムプラスは、「スマホのナビを車載ディスプレイで使いたい全てのドライバー」および「大型車を運転する機会のあるドライバー」にとって、その差額を支払う価値のある特別なプランと言えます。

ドライブサポーターからカーナビタイムへの移行方法

NAVIPEDIA・イメージ

ドライブサポーターをしばらく利用しているうちに、「ツーリング仲間とのグループドライブ機能は便利だけど、やはり電波の届かない山道でのナビの安定性が欲しい」「仕事で使うようになり、より詳細な地図情報が必要になった」といった理由から、上位アプリであるカーナビタイムへの移行を検討するケースは少なくありません。

アプリ間の移行プロセスは、基本的には①現在利用中のドライブサポーターを解約し、②新たにカーナビタイムで希望のプランを契約するというシンプルな2ステップで完了します。

両アプリはシステムが独立しているため、利用中のプランをそのままスライドさせるような形でのアップグレードはできません。

しかし、これまで登録してきた大切な地点情報を引き継ぐための便利な仕組みが用意されています。

NAVITIME IDを活用したスムーズなデータ引き継ぎ

ナビタイムジャパンのサービスで共通して利用できる「NAVITIME ID」(無料アカウント)を作成し、ドライブサポーターとカーナビタイムの両方で同じIDでログインすることで、登録済みの自宅や勤務先、お気に入りとして保存したMy地点などのデータをサーバー経由で共有・同期できます。

移行を決めたら、まずドライブサポーターのアプリ内でNAVITIME IDにログインし、データがクラウドに保存されていることを確認しましょう。

その後、カーナビタイムをインストールして同じIDでログインすれば、面倒な再登録の手間なく、すぐに使い慣れた地点情報を利用開始できます。

移行手続きにおける2つの重要な注意点

料金プランの二重払いに注意:App StoreやGoogle Playのサブスクリプションは、多くの場合、解約手続きをしても次の更新日まではサービスが有効です。月の途中で移行する場合、タイミングを誤るとドライブサポーターとカーナビタイムの両方の月額料金が1ヶ月分発生してしまう可能性があります。現在の契約の更新日(締め日)を事前に確認し、更新日の直前で解約と新規契約を行うのが最も無駄のない方法です。


引き継がれないデータがある:My地点などのユーザーが能動的に登録したデータは引き継がれますが、これまでの走行ルートの履歴や、ナビタイムマイレージで貯めたポイントなどは、残念ながら引き継ぐことができません。これらはアプリ固有のデータとして扱われるため、新しいアプリではゼロからのスタートとなることを理解しておく必要があります。

移行手続き自体は非常に簡単ですが、データ引き継ぎのための事前準備と、金銭的なロスを避けるための解約タイミングの見極めが、スムーズな乗り換えの鍵となります。

まとめ:カーナビタイムとドライブサポーターの違い

この記事では、ナビタイムジャパンが提供する二大カーナビアプリ、「カーナビタイム」と「ドライブサポーター」の違いについて、料金プラン、特徴的な機能、CarPlayへの対応状況など、多角的な視点から詳しく比較解説しました。

最後に、あなたに最適なアプリ選びの判断材料となるよう、本記事の重要なポイントをリスト形式で再確認します。

  • カーナビタイムとドライブサポーターは、ターゲットユーザーと得意な利用シーンが明確に異なる
  • カーナビタイムはオフライン対応とプロ向け機能が充実した全部入りナビ
  • ドライブサポーターはコストパフォーマンスと複数台での協調性に優れたコミュニケーションナビ
  • 安定性を最優先する個人ドライバーや業務利用者はカーナビタイムが最適
  • コストを抑えたいライトユーザーやグループでの移動が多い方はドライブサポーターが最適
  • 全体的な料金設定はドライブサポーターの方が安価な傾向にある
  • カーナビタイムの本格ナビ機能は月額600円(プレミアム)から
  • ドライブサポーターの本格ナビ機能は月額400円(プレミアム)から
  • 通信圏外でも安心なオフライン機能はカーナビタイムだけの専売特許
  • 仲間と位置情報を共有できるグループドライブ機能はドライブサポーターの独自機能
  • 両アプリともにCarPlay・Android Autoに対応している
  • CarPlayを利用するには、いずれのアプリも最上位プラン「プレミアム+」への加入が必須
  • 最も安価にCarPlayを利用するならドライブサポーターのプレミアム+(月額800円)がベスト
  • NAVITIME IDを利用すれば、アプリを乗り換えてもMy地点などの登録情報は引き継ぎ可能
  • どちらが優れているかではなく、自分の運転スタイルにどちらが合っているかを見極めることが最も重要

タイトルとURLをコピーしました